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漢方薬の副作用・安全性の情報

漢方薬による腸間膜静脈硬化症


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掲載日:2016/2/1(2018/4/23 更新)
サンシシ含有処方の長期服用による腸間膜静脈硬化症の発生報告が続く中で、平成25年に実施された厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服事業(難治性疾患克服研究事業)「腸管希少難病群の疫学、病態、診断、治療の相同性と相違性から見た包括的研究」班(研究代表:日比紀文)による「腸間膜静脈硬化症」全国調査の結果を基に情報を整理し、日本における「腸間膜静脈硬化症」の発生実態、診断、治療、予後についての解説を作成いたしました。
消化器のお医者様だけでなく、サンシシ含有処方を処方されるお医者様、調剤薬局を含めた多くの医療関係者の皆様への適正使用情報発信ツールとしてお役立てください。

なお、本資料は平成27年9月に医療関係者向けの資料として作成し、平成30年2月に実施した「使用上の注意」改訂に基づき、『腸間膜静脈硬化症「使用上の注意」(該当箇所抜粋)』を更新したものです。

漢方服薬指導Q&A VOL.2


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掲載日:2014/6/5
最近、食物アレルギーに関連して小麦(ショウバク)、胡麻(ゴマ)等についての質問が寄せられています。

日本漢方生薬製剤協会安全性委員会では、食物アレルギーのある患者様に漢方薬を処方する場合の参考資料として、日常摂取する食品と類似する主な生薬を表形式にまとめました。

なお、本資料は2014年4月に医療関係者の方向けに作成したものです。

特発性腸間膜静脈硬化症


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掲載日:2013/9/26
黄連解毒湯、加味逍遙散、辛夷清肺湯による因果関係が否定できない「腸間膜静脈硬化症」の副作用症例報告が集積されたため、薬食安通知(平成25年8月6日付 薬食安発0806第1号)により「使用上の注意」を改訂、情報提供を実施した。特発性腸間膜静脈硬化症は、わが国で初めて報告され、その疾患概念が確立された比較的まれな原因不明の腸疾患といわれており、「特発性腸間膜静脈硬化症」を説明する資料として福岡大学筑紫病院長 岩下明徳先生監修のもと、作成した。

なお、本資料は平成24年6月に医療関係者向けの情報提供資料として作成したものです。

漢方服薬指導Q&A VOL.1


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掲載日:2011/4/5
日本漢方生薬製剤協会 会員会社へ漢方薬の服薬指導について医療関係者から様々な質問・要望が寄せられます。
日本漢方生薬製剤協会 安全性委員会では今回、「漢方薬を服用していて尿が茶褐色になると患者さんから言われたが、そのまま服用させても大丈夫ですか」という質問を取り上げ、医療関係者の方向けに「漢方服薬指導Q&A」を作成致しました。

大黄(だいおう)を含む漢方薬を服用した際に尿が茶褐色になることがありますが、普通は特に心配することはありません。しかし、ときに肝臓の働きが低下した場合などでも起こることがあり、陰に病気が隠れていることも考えられます。
患者様への説明の前にご一読いただき、服薬指導にお役立てください。

なお、本資料は2011年2月に医療関係者の方向けに作成したものです。


『肥満症に漢方薬―正しく使っていますか? 防風通聖散製剤』


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掲載日:2009/11/10
近年、メタボリックシンドロームが話題となり、漢方薬(防風通聖散)が肥満症に使われる機会も多くなってきました。
薬を効果的に使うには食事・運動療法が欠かせません。 また、誤った使用をすると思わぬ副作用があらわれることがあります。

日本漢方生薬製剤協会 安全性委員会では、一般使用者の方に向けた防風通聖散を肥満症に正しく使っていただくための啓発用パンフレット 『肥満症に漢方薬 正しく使っていますか?防風通聖散製剤』を作成し、薬局・薬店に配布させていただきました。
今回、日漢協ホームページに掲載いたしましたので是非ご覧下さい。

なお、本資料は2009年6月に一般使用者の方に配布したものです。

医療用漢方製剤「防風通聖散」を肥満症に投与するときの留意点
一般用漢方製剤「防風通聖散」を肥満症に使用するときの留意点


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掲載日:2011/4/5
肥満症に使われる漢方薬(防風通聖散)があります。しかし、肥満症の定義から逸脱した症例に使用すると肝機能障害の副作用の発生が増える恐れがあります。

日本漢方生薬製剤協会 安全性委員会では医療関係者の方向けに『医療用漢方製剤「防風通聖散」を肥満症に投与するときの留意点』並びに『一般用漢方製剤「防風通聖散」を肥満症に使用するときの留意点』と題した解説資料を作成致しました。
日常の診療、服薬指導にお役立てください。
なお、本資料は平成16年9月に作成し、医療関係者の方に情報提供を実施したものです。

カンゾウ(甘草)含有医療用漢方製剤による低カリウム血症の防止と治療法


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掲載日:2011/4/5
多くの漢方薬にマメ科の植物でグリチルリチン酸等を含有する甘草(かんぞう)という生薬が含まれているものがあります。甘草(かんぞう)を含む漢方薬を長期服用することにより、低カリウム血症という副作用があらわれやすくなります。

日本漢方生薬製剤協会 安全性委員会では医療関係者の方向けに『カンゾウ(甘草)含有医療用漢方製剤による低カリウム血症の防止と治療法』と題した解説資料を作成致しました。
日常の診療、服薬指導にお役立てください。
なお、本資料は平成14年11月に作成し、医療関係者の方に情報提供を実施したものです。