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漢方薬処方実態調査

漢方薬処方実態調査2011

掲載日:2011/11/14

日本漢方生薬製剤協会では、漢方薬の処方実態について調査を行い、その結果を基に最新データを作成しました。

【目的】
当協会は、2008年にも同様の調査を行っています。その後、漢方薬治療の科学的根拠(エビデンス)がより一層解明され、漢方薬処方量も増加しています。このような環境のもと、漢方薬処方の実態を把握するとともに、漢方薬へのニーズや最新の評価を明らかにすることにより、今後の漢方薬処方の普及に関する継続的な最新データを得るため調査を実施いたしました。

【調査方法】
調査期間:2011年8月30日~9月5日
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査対象:医師(歯科、眼科、美容外科、理学診療科等を除く)
有効回答数:627
調査機関:株式会社アンテリオ(旧:ティー・エムマーケティング株式会社)

【調査結果】
現在漢方薬を処方している医師は約90%にのぼり、その漢方薬処方実態は多くの指標で 前回の調査結果より向上しておりました。 主な指標は以下のとおりです。

●漢方製剤を現在使用している 89.0% (前回 83.5%)
●漢方製剤を第一選択薬とする場合がある 59.0% ( 〃  52.7%)
●治療効果が高い 50.2% ( 〃  43.4%)
●満足度が高い 53.6% ( 〃  49.0%)
●効果が不十分 23.2% ( 〃  32.7%)
●エビデンスが十分でない 34.8% ( 〃  39.8%)

その他詳細は別添資料をご参照ください。
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