ホーム >> お問合せ >> 医師の処方でもらった漢方薬について

副作用について

1) 漢方薬は西洋薬と異なり副作用がないといわれていますが、本当でしょうか。

西洋薬に比較して少ないといわれていますが、漢方薬も医薬品ですので副作用があります。普段と違う気になる異常な症状が現れた場合には、すぐに、おかかりの医師又は薬剤師にご相談下さい。

2) 副作用かな?と思ったら、どうすればよいでしょうか。

副作用が起きたのかな?と思ったら、すぐに、おかかりの医師又は薬剤師にご相談下さい。

3) 漢方薬で起こる副作用にはどのように注意したらよいでしょうか。

基本的に、普段と違う症状があらわれたら、すぐに、おかかりの医師又は薬剤師にご相談下さい。特に以下の方は注意して下さい。
(1) 胃腸の弱い方
漢方薬でも、食欲不振、胃のもたれ、腹痛、軟便・下痢などが起こることがあります。胃腸の弱い人に注意の必要な漢方薬もありますので、胃腸の弱い人は、あらかじめおかかりの医師又は薬剤師に申し出て下さい。
(2) アレルギーの経験のある方
診療時に、過去のアレルギー歴(アレルギーを起こした薬、食物など)についてをおかかりの医師又は薬剤師にお話しして下さい。
(3) 高齢者の方
高齢になりますと、肝臓・腎臓などの代謝機能が低下して漢方薬に限らずクスリの副作用が現れやすくなります。その場合は、一般にのむ量を減らすなどの注意をします。とくにお年寄りでは、普段と違う症状があらわれたらすぐにおかかりの医師又は薬剤師にご相談下さい。
(4) 以前に服用した薬で副作用の経験のある方
漢方薬の中には、過去に副作用を起こした成分と同じ生薬・成分が用いられている場合がありますから、必ずおかかりの医師又は薬剤師に伝えて下さい。