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コラム集

  • 今宵は、漢方とともに~講談&講演の夕べ~

    漢方概論


    第1部 漢方復興物語~和田啓十郎の漢方復興への執念~
    講談師 神田 香織 先生
    第2部 漢方×栄養でストレスケア~ストレスからのレジリエンス(回復力)を身につける~
    ひめのともみクリニック 院長 姫野 友美 先生
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  • コロナ時代に漢方ができること
    ~最近の研究成果と急性発熱性疾患への対応~

    東北大学大学院医学系研究科 漢方・統合医療学共同研究講座 特命教授
    髙山 真 先生

    漢方概論
    新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の概要です。2023年1月初旬の感染者数は全世界トータルでおよそ6.6億人と報告されています。
    一方、日本の感染者数は、3,000万人を超えている状況です。亡くなった方は、全世界で670万人、日本では6万人を超えています。
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  • 専門家が解説
    健やかな毎日のために 栄養と運動 フレイル対策のすすめ

    企画・制作:毎日新聞社営業総本部

    東京大学大学院医学系研究科 教授 秋下 雅弘 先生
    東京都健康長寿医療センター 理事長 鳥羽 研二 先生
    国立長寿医療研究センター 老化疫学研究部部長 大塚 礼 先生
    高齢者


    加齢によって心や体の動きが弱くなった状態を指すフレイル。 早期に対策を始めるほど、悪化防止や健康の回復につながるといわれています。 フレイルの基礎知識から日常で注意すべき対処法、漢方薬に期待される役割について専門家に聞きました。
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  • ウィズコロナ時代のウィズ漢方
    ~Long COVID漢方外来からのメッセージ~

    漢方概論


    新型コロナウイルス感染症の後遺症~Long COVID~
    福井 由希子 先生(順天堂大学医学部総合診療科学講座)
    漢方とは
    原田 佳尚 先生(順天堂大学医学部漢方先端臨床医学講座)
    風邪・インフルエンザの漢方治療
    齋田 瑞恵 先生(順天堂大学医学部総合診療科学講座/漢方先端臨床医学講座)
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  • 新しい生活様式にも役立つ先人の知恵―『養生訓』を参考にして―

    千葉大学医学部附属病院 和漢診療科 診療教授 並木 隆雄 先生
    漢方概論
    昨今、新型コロナウイルス感染症が日本中に蔓延して、感染の心配をされている方もいらっしゃるでしょう。感染するかどうかは、ウイルスの感染力だけでなく、人間側の免疫力も関係してくる場合があります。
    先人の知恵である『養生訓(ようじょうくん)』という書物を踏まえ、免疫力・抵抗力を高めるにはといった点も含め、「漢方における健康とは」というお話をいたします。健康を保つための、食事や生活習慣についても触れていきます。
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  • みんなで考える健康長寿と漢方

    東京大学大学院医学系研究科老年病学(老年病科) 准教授/医学博士 小川 純人 先生
    高齢者
    「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか。人の手を借りずに、ある程度自立して日々過ごせるような期間を指します。ところが、日本の健康寿命は男性71.2歳、女性74.2歳で、平均寿命(男性80.2歳、女性86.6歳)と比べると男女ともに10年程度の差があります1)。この10年程度の期間をいわゆる要支援・要介護期間といいます。いかに要支援・要介護期間を短くして、自立して健やかに過ごせる健康寿命を伸ばすかが、健康に対する考え方の大きな柱となります。
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  • 理解してほしい、漢方生薬製剤の知識

    (公社)日本薬剤師会 薬局製剤・漢方委員会/阿部薬局 薬剤師 八木 多佳子 先生
    漢方概論
    そもそも「健康」とはどのような状態をいうのでしょうか? 日頃から、3食おいしく食事をとることができる「快食」、毎日のお通じがスムーズな「快便」、普段からよく眠れる「快眠」であることは、健康であることの1つの目安です。健康とは快適と思える日常を送れること、ともいえます。
    では、健康であるためには体はどういう状態であるべきなのでしょうか?
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  • 漢方で改善!!働く女性の健康管理
    女性特有症状にもう振り回されない!

    麻布ミューズクリニック 院長 玉田 真由美 先生
    女性疾患
    現在、労働力の総人口に占める女性の割合は約4割。職種を問わず、女性の社会進出は年々増えています。潜在的ニーズを考えると、今後もさらに増加していくことでしょう。活躍が望まれる一方で、女性の健康管理は一筋縄ではいかないという側面もあります。女性は男性に比べると体力が乏しいだけでなく、月経、妊娠、出産、授乳、更年期など、世代によって移り変わる女性特有の変化もあり、体調が変化しやすいことが理由として挙げられます。
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  • 漢方は素晴らしい!漢方薬の特長

    日本漢方生薬製剤協会 一般用漢方製剤委員会 委員長 長島義昌 氏(薬剤師)
    漢方概論
    「未病」は、現代医学の診察では検査値などで異常はないものの、調子が悪い状態を指します。現代医学で治療の対象にするのは病気を発症してからになりますが、漢方医学では、未病の状態、つまり自覚症状があれば病名のつかない状態でも、治療の対象になります。
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  • 漢方の得意な病気

    東京女子医科大学 東洋医学研究所 教授 伊藤隆 先生
    漢方概論
    漢方医学の「気・血・水」の概念の中でも「気血(きけつ)」にポイントをおいて、漢方薬がさまざまな病気に効果を発揮するしくみを解説します。さらに医療の現状と、漢方薬の副作用や問題点などもお話しします。漢方医学の知識を身に付けた上で、上手に活用していきましょう。
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  • 漢方に教えられたこと、気づかされたこと

    大阪大学大学院医学系研究科 漢方医学寄附講座 准教授 萩原圭祐 先生
    漢方概論
    漢方は一般的な治療ではなかなか治らないような症状を治してしまうこともある一方で、何でも治せる魔法の薬ではありません。
    今回は漢方医学とはどのようなものなのか、私自身が漢方を通して気付かされたこと、教えられたことについてお話したいと思います。
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  • がん治療と一緒に漢方を

    芝大門いまづクリニック 院長 今津嘉宏 先生 (資料は今津嘉宏先生提供)
    がん治療
    日本のがん患者は年々増え続けており、将来二人に一人はがんになると言われています。今やがんは身近な国民病と言っても過言ではありません。死亡原因のトップという現実は変わりませんが、医療技術が目覚ましく進歩し、治る人も増えました。また、完治することは難しくても、がんと共存しながら生活できるようになっています。今回はがんにスポットを当て、漢方薬とのかかわりを紐解いてみたいと思います。
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  • 漢方に親しむ

    ダイナメディカル根津クリニック 院長 定形綾香 先生
    漢方概論
    現存する中国最古の医学書と呼ばれている『黄帝内経』(こうていだいけい)は、「素問」(そもん=医学の基礎理論)と「霊樞」(れいすう=鍼灸理論)に分けられており、「素問」には、「聖人はすでに病んでしまったものを治すのではなく、未病を治すものである。病気になってから薬を飲んだりすることは、のどが乾いてから井戸を掘るようなものである」と説かれています。

    食事や運動による養生の最大の目的は、病気になってから直すのではなく、病気にならないように予防する、病気の一歩手前で食い止めること。「未病を治す」というのは、漢方医学における根本哲学なのです。
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  • 漢方が、あなたのためにできること

    横浜朱雀漢方医学センター センター長 熊谷由紀絵 先生
    ストレス
    現存する中国最古の医学書と呼ばれている『黄帝内経』(こうていだいけい)は、「素問」(そもん=医学の基礎理論)と「霊樞」(れいすう=鍼灸理論)に分けられており、「素問」には、「聖人はすでに病んでしまったものを治すのではなく、未病を治すものである。病気になってから薬を飲んだりすることは、のどが乾いてから井戸を掘るようなものである」と説かれています。

    食事や運動による養生の最大の目的は、病気になってから直すのではなく、病気にならないように予防する、病気の一歩手前で食い止めること。「未病を治す」というのは、漢方医学における根本哲学なのです。
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  • 健康を守る 運動・漢方・笑い

    漢方医学研究所 松田医院 院長(元日本東洋医学会 会長) 松田邦夫 先生
    漢方概論
    漢方医学には、西洋医学とは異なる独自の治療方針があります。たとえば西洋医学では病気の原因を検査などで探し出し、その原因を取り除く治療をしていきますが、漢方医学では病気を「バランスの乱れ」と考え、漢方薬でからだ全体のバランスを整える治療を行い、結果的に症状を改善していきます。
    漢方医学独自の視点でアプローチをすることで、西洋医学では気づくことができなかった病態に気づき、治療することができるのです。西洋医学、漢方医学、それぞれにいい面がありますから、両者を上手に使い分けるようにすると良いでしょう。お互いの相乗効果も期待できます。
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  • 働く女性のメンタルヘルス

    北里大学東洋医学総合研究所 所長 花輪壽彦 先生
    女性疾患
    漢方医学は西洋医学のように一臓器をターゲットに治療するわけではなく、「からだ全体を整え、その結果症状も良くしていこう」といった考え方で治療を進めていきます。そのため、西洋医学ではお手上げのとりとめのない訴えでも「漢方医学なら治せる」こともたくさんあるのです。「女性だからこんなもの」「年をとれば仕方ない」などと、つらい症状を我慢せず、漢方治療を活用しながらケアをしていきましょう。
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  • 漢方は女性の健康をたすける

    北里大学東洋医学総合研究所 所長 花輪壽彦 先生
    女性疾患
    女性の身体は月経や妊娠、閉経といった節目を経て、時の流れとともに変化していきます。古代中国では「女性の身体は7年ごとに大きく変化する」と考えられてきました。1800年以上前の中国最古の医学書である『黄帝内経』には、次のような内容の記述があります。
    女性は7歳になると乳歯が永久歯へと生え変わって髪が豊かになり、14歳になると生理が始まって妊娠が可能になる。21歳になると身体は十分に成熟し、28歳で最高潮に。しかし35歳になると下り坂に転じ、顔の色つやが悪くなって髪が抜け始め、42歳では白髪が目立ち、子どもを生む力が衰えていく。そして49歳に閉経を迎える―。
    現代では栄養状態が改善されて月経の年齢などは早まっているものの、およそ7年周期のライフサイクル自体は大きく変わっていません。ただこうした変化を経験的に悟っていた大昔とは違い、ホルモンに関連して変化が起こることがすでにわかっています。
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  • 胃腸と漢方 ―健康な心と身体は元気な胃腸から―

    東京女子医科大学附属東洋医学研究所 久米由美 先生
    胃腸障害
    何となく胃がもたれる、おなかが痛む、毎朝下痢をする―。多くの方が胃腸の不調を経験したことがあるのではないで しょうか。こうした症状はガンのような重い病気のサインということもありますが、ほとんどは日々の生活の中でしばしば 経験するもの。病院で検査をしても原因がよくわからないという場合も少なくありません。

    日常的な症状だからと、つい我慢してしまいがちですが、不調をそのままにしていては健康的な生活を送ることは できません。
    胃腸の状態を改善し、体調を万全に整えるうえで、漢方は大いに利用できます。毎日を心身ともに健康に過ごすために、 この冊子がお役に立てれば幸いです。
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  • ストレスと漢方 ―ストレスと上手に付き合うために―

    東京女子医科大学附属東洋医学研究所 久米由美 先生
    ストレス
    近年、ストレスが人間の身体や精神に大きな影響を及ぼすことは良く知られるようになりました。ストレス フルな環境のなかで心身の健康を維持していくためには、外部から絶えず加わるストレスにいかに的確に対処する かが重要な課題となってきます。その対策のひとつとして漢方の知恵を大いに活用してみてはいかがでしょう
    か。毎日を明るく過ごすために、この冊子がお役に立てれば幸いです。 詳しく見る
  • 加齢はこわくない ―すてきに歳を重ねるために―

    慶応義塾大学病院漢方クリニック 渡邉賀子 先生
    高齢者
    まもなく「団塊の世代」が60歳を迎える時代になります。世界一の長寿国・日本では、これまで以上に加齢の問題が注目されるようになっています。
    加齢は誰にでも訪れるものですが、人によってその現れ方は違います。できることなら加齢変化のスピードを遅くして、穏やかに、健康的に歳を重ねていきたいと思うのは誰もが願うことです。
    ここでは、漢方という先人の知恵を取り入れて、加齢変化を減速させ、その変化を病的な形にしないために役立つ知識をご紹介します。
    「人生80年」の後半をいきいきと過ごすために、この冊子がお役に立てれば幸いです。
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  • 「冷え症は治らない」とあきらめていませんか?

    慶応義塾大学病院漢方クリニック 渡邉賀子 先生
    女性疾患
    体の冷えは、他人には理解されにくいものです。女性の二人に一人は冷えに悩んでいるともいわれますが、その数の多さに対し、社会の理解はまだまだ低いのです。そのため冷えは体質や性格の問題だと考えられがちで、冷えに苦しむ本人も、我慢するのが当たり前、と思いこんでいることが多いのです。
    実際は、冷えは適切な治療をすれば改善できる症状です。また、日常生活でも服装や食事をちょっと工夫するだけで、つらい冷えの悩みを軽減することが可能です。
    ここでは、冷えの治療に広く使われる漢方治療を中心に、冷え症に関する正しい知識をご紹介します。冷え症をよく知ることが、治療の第一歩です。
    この冊子が、冷えのない健やかな生活を送ることのお役に立てれば幸いです。
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  • もう生活習慣病に負けない!

    日本大学医学部付属板橋病院東洋医学科 木下優子 先生
    生活習慣病
    平成13年の厚生労働省のデータでは、日本人男性の平均寿命は78.07歳、女性は84.93歳で、あいかわらず日本は世界でトップの長寿国です。このような長寿社会では、その長い人生をいかに健康に生きるかということが重要な問題になってきます。たとえ長生きはしても、寝たきりでいたり病気を抱えているのでは長寿の喜びも半減してしまいます。健康な状態で長寿をまっとうする、すなわち「健康寿命」を送ることが、一番望ましいのです。

    健康寿命の大敵は、生活習慣病です。生活習慣病は、じわじわと時間をかけて身体をむしばむので、長生きをするほど重症化していき、複雑で治りにくい病的な状態をつくっていきます。
    こうなる前に生活習慣を改め、生活習慣病のない健康寿命を送るために、この冊子がお役に立てれば幸いです。
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  • 身近な漢方 ―女の更年期、男の更年期―

    日本大学医学部付属板橋病院東洋医学科 木下優子 先生
    更年期障害
    平均寿命が飛躍的に延びた現代でも、更年期になる年齢は、昔と大きく変わっていません。人生50年といわれていた時代なら、更年期は老年期への入り口を意味していましたが、いまや人生80年の時代です。50歳前後は、まだまだ働き盛り、これからひと花もふた花も咲かせようという時期です。そんな時期にやってくる更年期を明るくのりこえることは、その後の人生を豊に過ごすためにも大切な問題です。
    更年期は治療によって症状を軽くすることのできる疾患です。この本では、男性にも訪れる更年期について、更年期の症状改善に効果が期待されている漢方を中心に分かりやすくまとめてみました。人生半ばに訪れる、更年期という試練をのりこえるお手伝いになれば幸いです。
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